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武庫川女子大学附属高校

 Yセミナーからも近く、附属中学も含めて地元ではおなじみの武庫川女子大学附属高校の入試相談室長、大ア先生が来塾され、お話を伺いました。

 武庫川女子大学附属高校はその名の通り、さまざまな資格合格者や就職率が全国トップレベルを誇る人気女子大、武庫川女子大学の附属校です。だから、大半の生徒は武庫川女子大学に進学します。
この大学入試への「受験勉強」のために割かれる時間を武庫川女子大学附属では真の学力を付けるために有効に利用されています。

 たとえば、高・大・院連携プログラム。大学や大学院がすぐそばにあるので、お互いに施設が利用しやすいことや武庫川女子大学の先生が出張講義に来られたり、高校3年生は大学の教養講座や特別講義を受講出来ます。そして、実際に大学進学が内定した後は学部・学科ごとに分かれた「入学前教育」という進学予定学部・学科に必要な勉強の基礎を前もって大学と高校が連携して講義をされます。附属校だからこそ、高校と大学のつながりがこういったところでも役立つのですね。

 次に、「フィンランド教育」。Yセミナーでは「読書ノート」としても勧めていますが、世界でもトップクラスの教育水準であるフィンランドの教育を参考に、「自ら考え、学び、答えを発見する」ために【1:読書活動の推進】【2:「総合的な学習の時間」の発展】【3:「思考の過程を重視する」授業展開】の3つを中心に行っているそうです。
 具体的には「読書活動の推進」では「朝の読書タイム」や「一斉読書」、さらに今後は「読書の時間の設定」「読書記録の作成」「アルマシオンというメソッドでの読書指導」を予定されています。
 また、「総合的な学習の時間」の発展では、プレゼンや研究発表、スピーチなどをされるそうです。実際にその時の写真を見ましたが、他では見たことのない本格的なもので、その実力は「日本食品化学学会」という学会で食品化学の専門家などがいる中で特別に高校生ながら研究発表が出来るということでも分かりました。数々のプレゼンなどの実績はまさに一貫校だからできる魅力だと思います。
 「思考の過程を重視する」授業展開としては、つねに先生は答えとなる結果だけでなく、「なぜその答えが導き出されたのか?」を考える習慣を身につけるように授業を組み立てられています。小学生や中学生を普段見ていると、答えばかりを気にする子を時々見かけます。そういったことではいけないことをじっくりと授業で意識づけてもらえることは非常に強い魅力に感じます。

 また、食育にも「ブラウンライス・ウィーク」という普段のお米より安価な玄米食を毎月1週間食べ、通常の金額との差額で難民救済をしようという試みで実際に国連世界食糧計画(WFP)協会に寄付するなどのさまざまな企画を実施しています。

 その武庫川女子大学附属高等学校は3つのコースに分かれています。

 まず、すべての進路に対応する「インテリジェンスコース」。このコースでは高校2年から文系・理系・教員養成系・スペシャリティ養成系という4つの進路に合わせた「系」があります。スペシャリティ養成系ではスポーツや音楽のスペシャリストを育てるコースで音楽は武庫川女子大学の教授が個別指導されます。そして、注目したいのは夏期講座。進学校では受験対策が中心となりますが、武庫川女子大学附属高校では補習授業、英検・漢検・TOEICなどの検定対策講座、そして遺跡の見学などの珍しい講座もあります。

 次に「スーパーイングリッシュコース」。名前の通りの英語に重視したコースですが、単に英語を学ぶのではなく、「実践的な英語力」を重視しています。その特徴としては多読・多聴・多書を活用し、大抵の高校で行われている文法・訳読中心の英語学習と異なり、「辞書は使わない」「わからないところはとばす」「面白くなかったらやめる」という多読を実践し多読用の本やCDなどを活用した学習を行い、英語で日記を書いたりしているそうです。それらを通じて、高校卒業までに英検準1級やTOEIC700点、TOEFL(IBT)75点をクリアという具体的な目標に向けて学習し、その成果はたとえば英検では2級取得者が1年生の倍以上になったり、大半の生徒は高校卒業までに2級以上という高校卒業程度のレベルはしっかりと取得できていることからも分かります。

 最後に注目されている「スーパーサイエンスコース」。私立の女子校として日本で初めて指定されたこのコースは非常に充実した体制での理数系の学習が出来ます。フィンランド教育の際にも出てきたプレゼンテーションのようにグループ研究を高校1年から始め、他にない真の学力を身につけるトレーニングを実践しています。そして、「数学演習」「科学演習実験」などの他のコースにはない授業や、英語は科学を取り扱った文章や海外論文を取り入れたりします。このコースこそ大学受験の勉強の時間に研究を進めたり、「スプリング8」や「JT生命誌研究館」などへの校外研修が出来ることなどでより知的探求の活動に時間を利用することが出来ます。それを大学進学後も生かし、女性研究者や高度技術者を育成することを目指すコースです。

■まとめ■

 地元でなじみのある、武庫川女子大学附属高校は一貫校ならではの強みが「フィンランド教育」を中心に行われています。そして、その特色のある教育は大学進学後にも役立つ真の学力を高めてくれる学習をされています。それぞれの進路に合わせたコースで未来に役立つ力を引き出してくれる感じが伝わり、高校3年間で社会に役立つ人材を目指せるシステムが非常に整った高校だという印象を受けました。

■武庫川女子大学附属の校長先生より■

「武庫女 〜人として美しく〜」−−
創立75年目を迎えた本校のキャッチフレーズです。

私は、毎年入学式で、往年の大女優、オードリー・ヘップバーンの『美しい唇であるためには、美しい言葉を使いなさい。美しい瞳であるためには、他人の美点を探しなさい』という言葉を紹介し、これから始まる学校生活の指針にして下さいと話しています。
今の日本社会での女性進出・活躍には目を見張るものがあります。21世紀は間違いなく「女性の時代」です。同時にグローバル化に対応できる人材、本当の豊かさのために社会に貢献できる人材の育成が求められています。
本校は、創立以来築き上げてきた中高大一貫教育の女子教育の伝統と成果、優れた教育環境を生かして、次代を担い美しく輝く女性を育むために力を尽くします。
人間形成にとって、最も大切な時期といわれる思春期を立派に乗りこえて成長できるようにしっかりと支えていきます。
「武庫女の仲間」として、皆さんをお迎えできる日を楽しみにしています。

(校長 藤原 邦彦先生)

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