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 創立10周年を迎える芦屋の人気校、兵庫県立国際高校に訪問しました。きれいな校舎でオープンな雰囲気が校内のいたるところから見受けられ、親しみやすい雰囲気がありました。
 まず訪問するまでのイメージで国際高校といえば、「英語をするための高校」というイメージから英文学科への進学がほとんどではないかと思っていましたが、実は理系の生徒も学年に10〜15人くらいいるそうです。英語を学びながら、社会貢献やプレゼンなどでコミュニケーション能力も高めることが出来る高校だそうです。英語というツールを使いながらそれぞれの進路に向かった勉強を選べる高校です。

 その授業の特長でもっとも注目したのは「90%以上の授業でクラスの人数が20名以下」の少人数授業であることです。そして10名未満のクラスも多くあります。そのクラス編成は1年次からすでに行われていて、英数国では120名を6クラス編成で行っています。その少人数授業は、先生に質問や相談をしやすい環境を作っているように思います。

 そして、中心になる外国語の授業にも国際高校らしさがあります。国際高校では英語はもちろんのこと、第2外国語が選択できます。その第2外国語はドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語、中国語、韓国・朝鮮語の6つもあります。第2外国語は2年次から学べるので、英語だけにとらわれない国際的な視野を持つことができます。さらに、それぞれの外国語に対するALTが英語も含めて9名もいます。それぞれの言語を話すネイティブの先生の発音を聞く機会が学校の中で普通にあるのは国際高校らしいところだと思います。

 国際教育に関する専門的な学習も充実していて、6つの国の「外国研究(第2外国語の学習+生活・文化など)」の他に11の教科があります。たとえば「食の文化」という授業では各国の料理を学び、調理をします。また、世界の経済を学ぶ授業、国際ボランティアの授業などさまざまな分野で国際人を育てる授業があります。他にも「日本文化」の授業もありますが、とある学校の校長先生から「『あなたが外国に興味があるのと同じように、外国の方たちは日本という外国に興味を持ちます。その時に自分の国を伝えられないようでは真の国際人にはなれない』ということを生徒たちに伝えています」というお話をうかがったことがあります。この授業はまさにそういった「和の心」を伝える大切な授業だと思いました。

 部活動も70〜80%近くの入部率があり、盛んです。男子が少ないこともあり、男子のクラブでは若干入るクラブが限られますが、入部率の高さはきっと学校生活が充実しているからではないかと思います。

 修学旅行の代わりにある「海外研修」は2年次のときに、5泊7日で3〜4カ国の中から選びます。選んだ国でホームステイをします。それまでに、総合的な学習の時間でテーマ別に調べる学習を行い、帰国後にはプレゼンテーションや報告書を作成します。

 このような充実した学校生活を過ごしながら、大学の進路も京都大学や大阪大学などの国公立も多数合格しています。男子は少ない学校ですが、実際に学んでいる高校生たちみんなが楽しく学んでいる姿が印象的でした。

■まとめ■

 国際高校は少人数に分かれたクラスで、文系・理系問わずしっかりと対応してくれる学校です。英語だけでなく、英語の勉強を活かした大学進学やコミュニケーション能力を育ててくれる学校です。現役進学率は90%以上でなおかつ、国公立や難関私立大学への進学が多い要因は「先生に話しやすい環境」と「集中しやすい授業」だと思います。
 女子に人気の高校ですが、男女問わず明るく、人と話すことが好きな人には充実した学校生活を過ごせる学校だと思います。

■国際高校の先生より■

 国際高校は教育方針として「国際社会に貢献できる国際人の育成」、「自ら発信し、多文化・多言語も受容できる人材の育成」を掲げています。特色ある多種多様なカリキュラムや海外研修や地域貢献など体験型中心の教育プログラムで、生徒は国際人の素養を身につけます。クラブ活動の加入率も高く、練習も熱心で全国大会にも出場するクラブもあります。また、自主活動も活発で、文化祭、体育祭は生徒全員が一致団結し完全燃焼します。生徒は国際生であることを誇りに思い、式典では校歌を全員が大きな声で歌います。こんな成長と感動ができる国際高校に是非お越しください。

(総務広報図書部 副部長 住野 日出世先生)

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